【書評】喜多川泰「手紙屋ー蛍雪編」で勉強することの意味を学んだ!

読書
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りんごチャン
りんごチャン

受験って大変…

みかんマン
みかんマン

勉強あるのみ!

りんごチャン
りんごチャン

勉強しなきゃって思うけど、そもそも何で勉強ってやらなきゃいけないの?

みかんマン
みかんマン

それはね〜この本が教えてくれるよ!

こんにちは、みかんマンです。

喜多川泰さんの「手紙屋ー蛍雪編」を紹介します。

私が受験生のときに、担任の先生におすすめしてもらったオススメの1冊です。

  • 「受験のため」だけに勉強している受験生
  • 親、教師
  • 勉強する意味って何?って思う
  • なんとなく志望校を選んでいる
  • 将来の夢がない

という人にぜひ読んでもらいたい一冊です。

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「手紙屋ー蛍雪編」ってどんな本?【概要】

手紙屋ー蛍雪編」は2007年に発売された本です。

全238ページあります。1ページあたりの文字数は多くないので読みやすいです。

集中して読むと【2時間】ぐらいで読めると思います。

私は1日で一気に読み切りました。

ざっくりと内容を紹介すると、

  • 主人公は高校二年生。進路について悩んでいる
  • ある日、父親と進路のことで衝突
  • 兄のアドバイスで「手紙屋」とのやり取りが始まる
  • 「手紙屋」は十通の手紙で夢の実現を手伝うという

という感じです。

悩める主人公にアドバイスを送る「手紙屋」という構図です。

主人公は何を考え、決断するのか。そして手紙屋の正体とは?

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著者の「喜多川泰」さんってどんな人?

著者の「喜多川泰きたがわやすし」さんについて紹介です。

  • 1970年生まれ、愛媛県出身。
  • 2005に『賢者の書』でデビュー
  • ベストセラー「運転者」や映画化作品「『また必ず会おう』と誰もが言った。」などの著書
  • 日本だけでなく、中国、韓国、台湾、ベトナムでも人気。
  • 「勉強」を通して若者に人生との向き合い方を教えている

ちなみに「運転者」も前向きな気持ちにさせてくれるオススメの1冊。こちらも読んでもらえるとうれしいです。

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「手紙屋ー蛍雪編」における著者の主張は?

手紙屋ー蛍雪編」で喜多川泰さんが伝えたいことを一部紹介すると、

  • 勉強は道具の一つ。自分を磨くために使うのが大切
  • 自分の頑張りが、将来出会う「誰か」のためになる

といった感じです。

詳細はネタバレになるので、一つだけ紹介します。

勉強は一つの道具

世の中には、たくさんの道具があります。

例えば、ナイフ。

ものを切るには便利な道具です。

例えば、コンピュータ。

情報を検索するのには便利な道具です。

しかし、どんな道具も使い方次第で人を傷つけたり、不幸を招いてしまいます。

勉強も、そんな道具の一つです。

手紙屋は言います。(手紙だから言うのではなく書いているのですが)

むしろ、変な使い方しかできないのなら、勉強なんて道具は捨ててしまったほうがいい。

りんごチャン
りんごチャン

変な使い方って?

みかんマン
みかんマン

例えば、勉強ができるようになって「人を見下す」ことだよ!

勉強は「やらないよりは、やったほうがいい」なんて軽いものではないのだと、手紙屋は主人公に伝えます。

これは手紙屋の一通目の手紙のメッセージです。

ここから、主人公はどんな道具として勉強を使うのか考えます。

みかんマンの感想

手紙屋とのやり取りを通じて、主人公は考えを深めていきます。

一通ずつメッセージが込められているので、読者の自分自身も主人公と同じペースでメッセージを噛みしめることができました。

読了後は、「行動しよう!」と前向きな気持になることができました。

また、主人公も手紙に返信していきます。

言葉に残すことで考えが整理されていく流れが、読んでいてとてもスッキリしました。

  • 「受験のため」だけに勉強している受験生
  • 親、教師
  • 勉強する意味って何?って思う
  • なんとなく志望校を選んでいる
  • 将来の夢がない

こんな人にオススメですが、受験生に限らずぜひ一度読んでもらいたい本です。

今回の紹介は以上です。興味をもたれた方は読んでもらえるとうれしいです。

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