
なんか面白い小説ないかな〜♪

そんなりんごチャンに人生変える1冊を紹介するよ!
こんにちは、みかんマンです。
一穂ミチさんの「スモールワールズ」を読みました。
2022年の本屋大賞ノミネート作品です。
ちなみに2021年の本屋大賞は町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」
こちらも読んでもらえるとうれしいです。
「スモールワールズ」は騙されたと思って読んでみてください!
人生変わります
実際、私が変わったこと3点は
- 「多様性」をマジメに考えるようになった
- 不器用だっていいじゃないかと思えるようになった
- 生きているってすばらしいと感じた
特に2つ目の話「魔王の帰還」は笑って泣けて存在感バツグンでした!

まだ読んでいない過去の自分に戻りたい…
「スモールワールズ」ってどんな本?【概要】

単行本は全299ページ。【3時間】ぐらいはかかるかと思います。
私は1日で読み切りました。
ざっくりと内容を紹介すると、
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。
amazon公式サイトより
という感じです。

短編全6話!ハズレ無し!
著者の「一穂ミチ」さんってどんな人?
著者の「一穂ミチ」さんについて紹介です。
- 「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー
- 「イエスかノーか半分か」がアニメ化
- BL(ボーイズ・ラブ)作品を中心に著書多数
一穂ミチさんと言えば「イエスかノーか半分か」を推す声が多くあります。
「スモールワールズ」の魅力は?

意外性!
豊かな比喩表現!
感情を揺さぶる物語!
どの物語も「意外な展開」が待っています。
- 個性的なキャラクター
- ミステリー要素
- 手紙形式、「です、ます調」などの形式変化
6話すべてがバラエティに富んだお話です!
また、比喩表現も豊かで読んでいて楽しかったです
例えば、ある登場人物について
「ハムスターが超高速で回し車を疾走しているような」
「ぬりかべみたいに大きく四角い背中」
「山賊の宴」
なんて比喩が登場します
一穂ミチさんの豊かな感性で書かれた文章は読んでいてとても心地よいものでした!

好みのお話が見つかるよ!
まとめ

一穂ミチさんの「スモールワールズ」は
笑いあり、涙あり、ミステリーあり
中にはテーマとして重いものもありますが
不思議とすらすら読める作品でした!
一穂ミチさんは「スモールワールズ」について
「どこかにあるかもしれない光」と表現しています
あなたは、どんな光を見ますか?
読んだ後、間違いなく価値観が変わります!
素直に「読んでよかった」と思えるの小説です!
興味をもたれた方は読んでもらえるとうれしいです。