
りんごチャン、「読書の良いところって何」?

小説読んで、現実にない場面を想像するのが楽しいかな〜♪

そうだよね!
そんな楽しみを存分に味わえるのが、今回紹介する知念実希人さんの「ムゲンの i 」だよ!
読者の想像力を超える、著者の創造力に驚かされる作品!
こんにちは、みかんマンです。
突然ですが、あなたが「読んでよかった」と思える作品は何ですか?
いくつか思い浮かびますよね。私もたくさんありますが、今回は知念実希人さんの「ムゲンの i 」を推します!
「ムゲンのi」を読むと、想像力が刺激されまくりです。感動の読書体験を保証します!
もしまだ読んだことがなければ、ぜひこれを機に手にとってみてください!
口コミでは「想像もしない世界が開ける」「不思議な体験ができる作品」「まったく読んだことがない新しい世界」といったものがありました
読了後の私もまったく同感で、「ムゲンのi」ならではだと思います!
「ムゲンのi」の魅力は
- ジャンルの垣根を超えた重厚なストーリー
- ファンタジーな世界観が読者の創造力をかき立てる
- 不思議な生き物「ククル」がかわいい

読書は毎日の習慣!年間100冊以上!
「読書で人生の選択肢を増やす」がモットーのみかんマンが書いています。
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想像力を超える創造力「ムゲンの i 」知念実希人|みかんマンの書評ブログ

「 ムゲンのi」ってどんな本?【あらすじ】
医療×ミステリー✕ファンタジー
ジャンルの垣根を超えた物語の面白さを味わうことができる作品です
若き女医は不思議な出会いに導かれ、人智を超える奇病と事件に挑む。
眠りから醒めない四人の患者、猟奇的連続殺人、少年Xの正体――
すべては繋がり、世界は一変する。
眠りから醒めない謎の病気〈特発性嗜眠症候群〉通称イレスという難病の患者を3人も同時に抱え、識名愛衣は戸惑っていた。
霊能力者である祖母の助言により、患者を目醒めさせるには、魂の救済〈マブイグミ〉をするしか方法はないと知る。
愛衣は祖母から受け継いだ力を使って患者の夢の世界に飛び込み、魂の分身〈うさぎ猫のククル〉と一緒にマブイグミに挑む――
予測不可能な超大作ミステリー、2020年の本屋大賞ノミネート
Amazon公式サイトより
知念実希人さんってどんな人?
著者の知念実希人(ちねんみきと)さんについて紹介します
- 1978年沖縄県生まれ。
- 東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医
- 2011年「レゾン・デートル」でミステリー文学新人賞を受賞
- 2012年『誰がための刃』で作家デビュー
- 2022年「硝子の塔の殺人」本屋大賞ノミネート

医師でもあり、小説家でもあるんだね!
知念実希人さんはインタビューで「小説を書くのは、エンターテインメントが全て。楽しませたい。」と答えています。
「ムゲンのi」もその言葉通り、読者を思い切り楽しませてくれる作品です
「ムゲンのi」の感想

「ムゲンのi」を読んだ感想を一言で言うと「想像力働くー!」でした!

頭の中で映像化するの楽しい!
主人公の医療現場、未知の病気に立ち向かっていく真剣味が伝わる場面から始まります
どのように患者を救っていくのかと読み進めていくと、とある案内人「ククル」が登場する場面から、一気にファンタジー要素が濃くなります
これまでの真面目な展開から「あれ?なんか思ってたのと違う…?」とギャップが大きいんですが、このククルが案内する世界こそ著者の知念実希人さんの「創造力」を体感できる場面です!

シンプルに「すごい…!」
現実と非現実を主人公は行き来することになりますが、現実場面とのメリハリがしっかりついているのでぐいぐい読み進めました
ファンタジー要素のある世界も「ムゲンのi」の大きな魅力ですが、医療ミステリーがしっかりと作り込まれていることも魅力です。
案内人キャラクター「ククル」は一見ほんわかしているようですが、共に解決する問題は決して軽い話題ではなく、むしろ深刻で重たい内容
分厚い壁を主人公が一つ一つ乗り越える、読み応えあるストーリーになっています
そしてタイトルの「ムゲンのi」の意味が分かると温かい気持ちになります

最後は意外な展開が…!
最後に

知念実希人さんの「ムゲンのi」は、主人公が現実と非現実を旅して謎を解き明かす、ジャンルの垣根を超えて楽しめる作品です
間違いなく自信をもっておすすめできる1冊なので、まだ読んだことのない人はぜひこれを機に読んでもられる嬉しいです!
今回の紹介は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!