
突然だけど、百田尚樹さん知ってる?

「永遠の0」「海賊とよばれた男」の著者でしょ!知ってるよ〜♪

そうそう。「風の中のマリア」は知ってる?

知らない!どんな作品なの?

主人公のマリアは「蜂」なんだ!蜂を擬人化した斬新な小説で、面白いし勉強にもなる名作だよ!
こんにちは、みかんマンです。
百田尚樹さんの「風の中のマリア」を知っていますか?
口コミでは「使命を貫く姿が美しい」「スズメバチ帝国の描写がすごい」「人は何のために生きるのか考えさせられた」といったものがありました

使命を全うするマリアたちの生き方に感動する作品だよ!
「風の中のマリア」の魅力は
- 監修が入った本格昆虫小説
- 蜂を擬人化 命を全うする生き様をドラマティックに描いた作品
- 私たち人間に置き換えて考えると…?

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【名言&感想】蜂の生き様を描く斬新な1冊「風の中のマリア」百田尚樹

「 風の中のマリア」ってどんな本?【あらすじ】
あらすじを紹介します!
命はたった三十日。戦うことに迷っている暇なんてない。
『永遠の0(ゼロ)』と並ぶ、最高の感動作!
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。
私たちはただ務めを果たすだけ。ある日、突然やってくる終わりの日まで。
Amazon公式サイトより
このあらすじを読んだだけでも、マリアたちのストイックな生き方が伝わってきませんか?
百田尚樹さんってどんな人?
著者の百田尚樹さんについて紹介します
- 大阪府出身、同志社大学中退
- 放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などの作品を手掛ける
- 2006年「永遠の0」で小説家デビュー
- 2009年「BOX!」が本屋大賞5位受賞、映画化
- 2013年「海賊とよばれた男」で本屋大賞受賞、映画化
- 趣味はマジックと囲碁、囲碁は六段
ユーモアあふれる作品で百田さんの本音が混じる作品「夢を売る男」はこちらの記事一度でも本を出したいと思った人は読んではいけません!「夢を売る男」で紹介しています!
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本屋大賞受賞作「海賊とよばれた男」はプライムビデオでも見ることができます
「風の中のマリア」の名言&感想

「風の中のマリア」を読んだ感想を一言で言うと「愛からの強い使命感を感じる作品」でした

女王蜂のあふれる愛情!
「風の中のマリア」の解説は「バカの壁」で知られる養老孟司さん
この物語は、「たかがハチ」と切り捨てられない何かを持っている。学術的に書かれていながら、冒険小説ように力強く感動的なドラマがある。小説として面白いから、読んでみたらいかがか。「世界が広がるはずですよ」
読み始めは蜂についての解説が多く、「むむ…」と思っていましたが、読み終わった今は養老さんの言う通り、世界が広がる作品だと確信しています!

名言を紹介するよ!
たとえ初陣で戻ってこない戦士があっても、それを嘆いている暇はない。次の新しい戦士を育てるために、狩りに出るのが自分たちの使命なのだ。
戦士として生まれたマリアたちは、非情な戦いを勝ち抜いていかなければなりません。かなりドライで、感情を捨てているとも言える行動を取りますが、すべては次の世代のため。
あの一瞬こそは、一生恋することのないワーカーの私に、神様が与えてくれた恋の喜びだったのかもしれない。
本当に戦士としての使命を貫き通して、ブレることなく生き抜くマリアですが、ある場面で出会いがあります。後に振り返ったときに、あれが恋だったのかも…と思いを馳せるこの一言がまたマリアの一生に深みを与えます。
「戦って生き抜くのよ!」
終盤で放たれるこの一言は刺さります…

ある意味、この一言に集約される…
エピローグまで噛み締めて読んでほしい作品です!

最後の余韻がまた良い…

私たちも真っ直ぐ生きたい!
最後に

百田尚樹さんの「風の中のマリア」は、蜂のマリアたちの力強い生き様を描いた感動的な小説です
自分の生まれた巣、帝国に一生を捧げる狩人のマリア
自分がなりたいかと言われると決してそうではない
でも、憧れる
そんな、まっすぐな生き方を味わうことができる1冊です
今回の紹介は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!