東野圭吾「あの頃ぼくらはアホでした」レビュー

読書
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今日は東野圭吾さんの「あの頃僕らはアホでした」を紹介します。

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あらすじ

ますはあらすじ。

無法地帯同然のクラスで学級委員をしていた命がけの中学時代、学園紛争元祖の学校での熱血高校時代…。夢多きアホだった疾風怒濤の学生時代を赤裸々に綴る抱腹絶倒の青春記。

東野圭吾さんと言えば「マスカレード・ホテル」シリーズや「白夜行」などのミステリー小説が有名です。

しかし、この作品はミステリーではありません。

あらすじにあるように、この作品は作家「東野圭吾」の自伝的物語となっています。

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どんな人に向いてる?

この作品をおすすめするのは、

  • 東野圭吾のことをもっと知りたい人
  • 読書を始めてみようかと思っている人

です。

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東野圭吾ファンの人

「あの頃ぼくらはアホでした」は「ザ・東野圭吾」と言われるようなミステリー小説ではありません。そのため、まずおすすめする人としては、既にいくつか東野作品を読んだことのある人です。

「もっと東野圭吾のことを知りたい」と思った人が手に取ると十分に楽しめる内容となっています。学生時代のエピソードやら、就職の話などがあります。

これを読むと、「あの作品はこの実体験が生きているのか」と推測できるものもあります。

他の作品とは一線を画すギャップに驚くかとは思いますが、それがまた面白く、東野作品に深みを与えてくれることと思います。

東野圭吾ファンにはおすすめの一冊です。

読書を始めようと思っている人

また、「読書を始めようと思っているけど、何を読んだらいいのかわからない」という人にもおすすめです。

実は私自身、東野圭吾の作品として初めて読んだのがこの「あの頃僕らはアホでした」だったんです。

夏休み前のある日、学校で冊子が配られました。

本の紹介をする冊子です。もらった覚え、ありませんか?

なんとなくパラパラめくっていたら、先述のあらすじが目に留まり、「なんだか面白そう」と思いました。

運動部に明け暮れる毎日でしたが、「読書でもしてみようかな」という気持ちになり、気付くと書店に買いに行っていました。

面白そう、という期待を裏切ることなく、さすがの文章力と笑えるエピソードもあることで、一気に読み進めることができました。

推理する必要もないので頭を使うこともなく、エッセイのような作品なので軽い気持ちで読めます

私は読了後「こんなに面白い文章を書く人の作品をもっと読んでみたい」と思わされました。

東野圭吾作品にハマるきっかけとなった一冊です。

そんな訳で、東野圭吾ファンだけではなく、「読書を始めてみようかな」と考えている人にも大いにおすすめできる本です。

興味をもたれた方はぜひ「あの頃ぼくらはアホでした」を読んでみてください。

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